Takuroh

習慣化とバイオハックを通じて自らの体・思考・ライフスタイルをアップデートしてきたHabit Designer。

現在はその知見をもとに、「誰でも再現可能な習慣化メソッド」を発信中。

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【Day60レポート】ドーパミンデトックス90日チャレンジ|変化は、気づかないうちに深く進んでいた

特筆すべきことが…ない。でもそれが最大の変化だった。

90日チャレンジも折り返しを過ぎ、60日が経過しました。

正直なところ、派手な変化や感動的なエピソードはありません。

でもそれがかえって、**今の自分が“変わった証拠”**なのかもしれない。

今回は、その「静かな変化」と「これからの使い方」について整理してみます。

気づいていなかった“変化”

最初は「特筆すべきことがない」と思っていました。

でも、少し立ち止まって自分の生活を振り返ってみると、

以前とは明らかに違うことが、たくさんあることに気づきました。

エネルギーが明らかに高い

朝3時半に起きて、夜までずっと活動を続けても、21時を過ぎても頭が冴えています。

夕方になっても集中力が切れず、むしろ「エネルギーをきちんと使い切らないと眠れないかもしれない」と思うくらい元気です。

帰宅後も、食事、片付け、掃除、寝る準備まで滞りなくこなせていて、

「疲れた」と感じる瞬間がほとんどありません。

脳も体も、以前よりずっと効率よく、ムダな消耗をしなくなったように感じます。

娯楽が必要なくなった

かつては、何となくスマホを見たり動画を流したりすることが、日常の一部でした。

でも今は、そういった娯楽が本当に必要なくなったと感じています。

代わりに、掃除や料理などの日常の中に楽しさや豊かさを見出せるようになりました。

一見地味だけれど、じんわりと満たされている感覚があります。

周囲の変化にも気づき始めた

これは少しスピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、

昇進の話をいただいたり、久しぶりに連絡をくれた方からご紹介の話をもらったり、

契約がトントン拍子で決まったりと、周囲の反応にも変化が表れているように感じています。

自分では「頑張って何かした」という意識はありません。

でも、整った状態で日々を過ごしていたら、結果的に流れが良くなっていた──

そんな印象があります。

「選べる自分」になった今、何をするか?

この60日間で、集中力やエネルギーが整い、心身の土台が安定しました。

すると、自然と自分の中にこんな問いが浮かんできました。

「私は今、本当にベストな時間の使い方をしているのだろうか?」

前は「しないよりマシ」で時間を埋めていた

以前の私は、良さそうな習慣をとにかく詰め込んでいました。

「しないよりはいい」「意味はある」と信じて、黙々と積み上げてきた感覚です。

仕事も、やるべきことをやって終える、という流れで特に疑問も持たずに進めていました。

それはそれで、ひとつの誇りでもありました。

今は、「もっと良い選択肢があるのでは?」と問い直せている

でも今は、そこに余白と選択肢の広がりを感じています。

・この時間の使い方は、本当にベストなんだろうか?

・もっと効率よく、もっと面白いことに使えるんじゃないか?

・何か新しい挑戦を始めるタイミングなのでは?

そういった問いが、自然と生まれてくるようになったのです。

選べる自分になったという変化

以前は“必死にこなす”ことで精一杯だったのに、

今は立ち止まって「本当にこれでいいのか?」と問い直せる自分がいる。

そしてその問いに対して、

新しい選択肢を出せるだけのエネルギーと冷静さがある。

これは、60日間のドーパミンデトックスを通じて得られた、

何よりの変化だと感じています。

残り30日、「どう使うか?」が問われる

ドーパミンに振り回されない静かな日常。

高まったエネルギーと集中力。

いま私は、それらを「どう活かすか?」を考える段階に入っています。

前半戦が「整える」プロセスだったとすれば、

後半戦は「選び直す」「創り出す」フェーズです。

この整った状態で、何を選び、どんな行動をとり、どんな習慣を育てていくのか。

それが、残り30日のテーマになりそうです。

おわりに

「特筆すべきことがない」

そんなふうに思っていた60日目ですが、

実は静かで根深い変化が、日常の中に確かに存在していました。

そしてそれは、

“選べる自分”になったからこそ、気づけたことでもあります。

ここからの30日、整った心と体をどう使っていくか。

自分自身に問いながら、丁寧に進めていきたいと思います。

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