2025年5月27日からスタートした「ドーパミンデトックス90日チャレンジ」。
予定では、8月末までの90日間、スマホ・カフェイン・酒・ジャンク・ポルノなどから距離を置き、脳を“本来の感度”に戻していく挑戦でした。
しかし、8月4日、Day70をもってチャレンジは終了となりました。
やめようと思ってやめたのではなく、気づいたら、継続が止まっていた。
それが正直なところです。
なぜ終わったのか?
直接のきっかけは、「職場でのストレス」でした。
上司とのちょっとしたやり取りがきっかけで、強いモヤモヤを感じた日の夜、
久しぶりにお酒に手を伸ばしてしまいました。
翌日は二日酔い。
その時点で、頭の中の「90日チャレンジ」という緊張の糸がプツンと切れました。
そしてそのまま、いつの間にか“デトックス生活”からフェードアウトしていたのです。
70日間で得られたドーパミンデトックスの効果
とはいえ、70日という期間は決して短くはありません。
この期間に、自分の中ではっきりと変わったことがあります。
- 集中力が続くようになった
- 音や光、味覚などの感度が鋭くなった
- スマホやYouTubeの“ダラ見”が激減した
- 自然の風や、人との会話に心が動くようになった
特に印象的だったのは、「無刺激の状態が、むしろ心地よく感じられるようになった」こと。
これはデトックスを通じてしか得られなかった感覚だと思います。
気づき:習慣化において、ストレスは最大の敵だった
今回、途中でチャレンジが止まってしまったことに落ち込みもありましたが、
そこから大きな気づきがありました。
それは、「習慣化できていたのは、ストレスの少ない環境があったから」という事実です。
今振り返ると、私が順調にデトックスを続けられていたのは、
・朝の静かな時間
・落ち着いた家庭環境
・トラブルの少ない日々
といった“平穏な土台”があったからこそでした。
つまり、習慣を崩すのは「意志の弱さ」ではなく、
“突発的なストレス”が引き金になりやすいということです。
だからこそ、今後は習慣を続ける以前に、
「ストレスとどう向き合うか」=ストレスマネジメントの習慣が大切だと強く感じています。
今後どうしていくか
ドーパミンデトックスという形式的なチャレンジは、ひとまずここで終了とします。
ただし、ここで得た学びは、これからも生活の設計に活かしていきたい。
例えば…
- 情報の取り入れ方は引き続き「低刺激・高濃度」で
- SNSや酒・カフェインに「逃げる前」に一呼吸置く
- 強いストレスに備えて“回避行動”を事前にデザインしておく
そして何より、
「習慣が続かないのは、自分のせいではなく環境のせいかもしれない」
そう思えるだけで、また前を向けるようになりました。
おわりに
90日を目指していたチャレンジが70日で止まったことを、
「失敗」として終わらせることもできました。
でも今、この記事を書きながら思います。
むしろ、ここで一度止まったからこそ、気づけたことがある。
ストレスの正体、
習慣の土台、
自分の反応パターン——
それらを見つめ直す機会になった、価値ある70日でした。
▼ こんな人に届けたい記事でした
- なかなか習慣が続かないと悩んでいる人
- 意志の弱さを責めてしまうクセがある人
- 「ストレスで全部崩れる」があるあるになっている人
今回のチャレンジが、そんな方へのヒントになれば幸いです。
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